扁桃、主に口蓋垂の横にある口蓋扁桃に細菌が感染し、炎症を起こすものです。
のどが(ものすごく)痛く、熱も38-40℃くらいでることが多いです。また炎症が広がると扁桃周囲炎や、扁桃周囲膿瘍まで発展することがあり早期の治療が望ましいです。
抗生剤や鎮痛剤の内服を行い、安静(しっかり睡眠をとるなど)、栄養摂取などが必要です。
扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍
急性扁桃炎が悪化すると、扁桃のまわりに炎症が波及する「扁桃周囲炎」や扁桃と筋肉の隙間に膿がたまる「扁桃周囲膿瘍」になります。
つばも飲み込めないような痛みや口があけにくいなどの症状がでます。
膿瘍を穿刺や切開排膿する必要があります。その上で抗生剤などの投与が必要です。
衰弱が強い、炎症が喉頭の方まで及んでいる場合は入院加療が必要となることがあります。